税理士試験初受験の方へのアドバイス【受験時の注意】
みなさんこんばんは。
なんとなく大分間が空いてしましました、、、。
これからはもうちょっとコンスタントに書いていきたいと思います。
今日は税理士試験が近づいてきましたので、自分の受験時の話も含め簡単に受験の注意を書いていきたいと思います。
体験談として、私が税理士試験の簿記論財務諸表論を受験したときの注意点を挙げてみました。
まぁ税法は受験していないのであくまで初受験のかたへの注意と気を付けたいこととしています。
すでにtwitter等でもいくつかは書いており重複する内容もありますが、初受験の方は見ていただけると幸いです。
学習の内容というよりは受験にあたって気を付けたいことの確認といった感じです。
⓵受験時は会議室の机とパイプ椅子
これは受験時の環境的な話です。
私が受験したとき、関西地区の会場はインテックス大阪というだだっ広い体育館のようなところでした。
通常であれば見本市やオートサロンの会場になるようなところです。
その広い体育館のようなところに会議室の机(いわゆる高校の会議室とかにあるような机)がダーッと並べられて1つの机に2人づつかけて試験が行われました。
椅子も普通のパイプ椅子でした。
つまり、最近は自宅学習等も増え、自宅の勉強しやすい机、椅子での勉強になっている方もいらっしゃるかと思いますが、本番を想定して机の広さ、椅子の高さなんかも確認しておいたほうがいいかもしれません。
私は当時TACに通学していましたが、机の広さはTACの自習室の机がちかい広さだったと思います。
近くに予備校、専門学校等ある方で、自習室が使えたりする方は一度確認してみるといいと思います。
また、そういった環境がなくても、会社等に簡易の会議室用机があれば、それが近いと思いますので、広さの確認はしておくのがベターかな、、、さらにそこで簡単に問題解いてみたりできれば尚よしですね。
②会場の空調のばらつき
2つ目も環境の話です。
上記で書いたように、会場は体育館のようなところに机が並べられているようなところです。
その左右に業務用の空調機が配置されていて、真夏の試験なので冷房がガンガンかかっています。
なので、空調機に近いところ、遠い所では多少気温差を感じました。
夏の試験なので半袖一枚で受験するつもりの方も多いかもしれませんが、空調機の近くの席だった場合を考え、上に羽織れる薄手のカーディガン等あれば安心だと思います。
③昼食は持参が基本
これは簿財同時受験などで昼をまたぐ受験の場合ですが、昼食持参は事前によく確認したほうがいいです。
これは会場がどこかにもよるのですが、当時のインテックス大阪は見本市くらいでしか使用されないため、周囲にコンビニ等がほぼなく、現地調達が相当難しい状況でした。
また、近くにコンビニ等がある会場でも受験生が一斉に押し寄せて相当の混雑が予想されますので昼食は持参したほうがいいです。
また、会場では試験と試験の間は受験者は会場外の通路等に出される形になりますので、机なしでも食べられるおにぎりやパンがベターです。場所によっては立ち食いに近い形になるので弁当や麺類は避けたほうがいいかもしれません。
④荷物は極力へらす
受験時は不安もあってとにかくテキストやテストなんかを試験会場へもっていきたくなりますが、持っていく荷物は極力減らしたほうがいいです。
理由は試験会場までの移動が大変になるのと、試験と試験の間に会場外へ移動するのが大変だからです。
自分も受験したときはテキストなんかをたくさん持っていきましたが、とにかく重い、、、。
前泊の荷物なんかもいれると大き目のボストンバッグがパンパンになるくらい荷物を持って行ってましたが、大失敗でした。
とにかく重くて移動が大変だったし、荷物の整理も大変でした、、、。
前泊~当日にかけては確認できるテキストにも限りがありますし、そこまで多くのものを持っていく必要はありません。
どうしても心配という人は、キャスター付きのカバンなら移動もそれほど苦にならないと思います。(エレベーターを探したりする手間は増えますが、、、。)
⑤当日の会場までのルートは事前に確認しておく
これは試験日の前日以前までの話です。
試験会場が見知った会場であれば特に問題はありませんが、初めて訪れる会場の場合は、多少時間とお金をかけても当日の移動ルートや電車の乗り換えの下見なんかをしておいたほうがいいと思います。
当日は電車の遅延や混雑等どんな事態が発生するかわかりませんので、そこで道に迷ったり時間に遅れてしまわないように、事前に一度ルートの下見はしておくといいでしょう。
また、想定外の事態に備え、タクシーが拾える場所も事前に確認しておくとベターです。(あくまで最後の手段としてですが。)
⑥前日の夜と当日朝にすることは事前に決めておく
これが最後になります。
前日夜と当日朝に解く問題は事前に決めておいたほうがいいです。
私の場合は前日夜には事前にTACでやった簿記論の総合演習問題の一番回答率の良かったものを解く、当日朝はウォーミングアップとして簡単な試算表作成の問題を一問解き、会場までの移動と会場での待ち時間は財務諸表論の理論総ざらいに充てると決めていました。
前日に回答率の良かった回の演習問題を解くことで良いイメージをもって寝ることができ、朝も解く問題を決めていたのでバタバタすることはありませんでした。
前日、当日朝の簿記論の問題は問題を解くためのチェックポイントを一つ一つ抑えていくイメージです。
また、財務諸表論も各理論についてキーワードがスッと出てくるかどうか、簡単な文章が浮かぶかどうかを抑えていきました。
前日夜からバタバタしてしまうと試験までずっと引きずってしまいます。
半分精神論のようになってしましますが、いかに良いイメージをもって試験に挑めるか、いかに落ち着いて試験に挑めるかという観点で前日夜~当日朝のやることを決めておくといいでしょう。
直前、特に当日なんかはあれもこれもと気にしだすとキリがなくなってしまうので、ある程度のところで割り切って試験に挑むことも必要かと思います。
以上が自身の経験も含めた注意点です。
整理し試験受験生の方、特に初受験の方は緊張もされるでしょうし、不安も多いかと思います。
ただ、初受験の場合は本当に最後の最後まであきらめなければ力はつきます。
残り短い時間ですがあきらめずに頑張ってください。
今日書いたことが少しでも皆様の力になれればこれ以上の喜びはございません。
では本日はこの辺で。
おやすみなさい。